2013年10月10日木曜日

宮城県知事選に向けて・・・新人候補の佐藤正明さんに会ってきました・・・

さてー、宮城県知事選に向けて、
新人候補の佐藤正明さんに会ってきました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
佐藤さんのプロフィールや、政策については、
こちらを熟読ください!!!

http://www.attakamiyagi.com/seisaku.html...



ではでは、早速ゴーゴー!!!


☆佐藤さんが今回立候補された理由を教えてください。

私はもともと候補者を選ぶ側の人間でした。
「明るい民主県政をつくる県民の会」の代表として、
政策の提言や、候補者探しをしてきました。
しかし、7月から9月まで、
気仙沼から山元町をめぐり、被災者の方々の暮らしを見て、
様々な声を聞きました。
そうしている内に、被災者の皆さんの生命が脅かされている現状が、
許せなくなり、立候補を決めました。

☆佐藤さんが皆さんに、一番訴えたいことはなんでしょうか?

まずは、被災者の医療費、介護費の免除を復活させたいですね。
仙台で暮らしていると、仮設に住む人たちの実生活が全く見えません。
医療を受けられないことで、自殺を考える人もいるんです。
福島と岩手は、まだ免除されているのに、
宮城はどうして打ち切られたのでしょうか。
県が一言「復活する。」と言えば、国が八割負担してくれるんですよ。
県は二割負担するだけで済みます。
☆医療費・介護費免除の復活にしても、佐藤さんが掲げられている
他の政策にしても、財源についてはどのようにお考えですか?

災害復興のために、国からの補助金と寄付金を合わせて、
350~360億の基金があります。
そのお金が使われないで余っているのは、
大変もったいないことです。
まず被災者のために、もっと活用すべきでしょう。
免除の復活は50億あれば足ります。


☆福島市ご出身でいらっしゃいますが、
原発事故による放射能対策について、お考えをお聞かせください。
特に、宮城県南の丸森町の様子を聞いていると、胸が痛みます。
山間部で人が少ないという理由で、原発事故・子ども被災者支援法の
対象地域になりませんでした。
県として、どのように支援をすすめていくべきだとお考えですか。

甥っ子が福島市に住んでいますが、
子どもは名古屋に避難しています。
原発事故のせいで、甥っ子の家族は引き離されてしまいました。
私は弁護士として、女川原発差し止め裁判にも関わってきましたし、
日弁連が主催している人権擁護大会でも、
核や原発の問題について学んできました。

先日の大崎市での集会でも、低線量被ばくのことが話題に上りました。
よく言われているように、放射能にしきい値はないのです。
1msv/年でも、危険が及ぶ人もいるでしょう。
もっと住民の意見を取り入れて、
不安を取り除く対策をとるべきです。
 
☆今、沿岸部では、防潮堤の問題で、
もっと住民の意見を取り入れてほしい、という声が上がっています。
防潮堤についてはどのようにお考えですか?

私も先日の公開討論で、村井さんにどうして防潮堤を作りたいのか、
聞いてみました。
すると、国からの復興予算が5年が期限だから、
5年経つと作れなくなるから、今作らなければならない、と言うんです。
もうすでにある防潮堤が、今回の震災でどのような役割を果たしたのか、
その検証も済んでいないのに、です。
現場を一番知っているのは、その地域に暮らす住民ですから、
まず彼らにとって本当に必要なのかどうか、意見を聞き、
それから専門家の間で議論すべきでしょう。

また、防潮堤によって、漁業がどうなるのか、
環境に与える影響はどうなのか、も心配です。

防災は、遮ることと、逃げることが基本です。
ハードとソフトを兼ね備えることで、効果が出る。
岩手では「津波てんでんこ」が周知されていて、
津波による死者が一人も出なかった地域もあった。
地域によっては、本当に防潮堤が必要な場所も出てくるかもしれない。
まずは、地域に戻して話し合い、納得して、作るべきです。
そうすれば、「うちのひいじいちゃん達が考えて、
この防潮堤作ってくれたんだ。地震が来たら、
すぐに逃げろって言ってたな。」という形で、
地域に根付いてくるんです。
上からの押しつけでは、そういう発想は生まれません。

住民参加と情報公開は、政治の基本ですが、
村井県政は、そういう視点が欠けていると思います。

そうそう、この後、森の防潮堤という震災ガレキで作られた防潮堤を
見に行くんですよ。どんなものか、よく見てきます。
☆宮城県は一次産業に携わられている方が多いですが、
生産者の皆さんへの支援政策で、
具体的にイメージしていらっしゃるものがあれば、教えて下さい。

米価や農産物の価格を保証すること、環境保全米などの共同組合化を
支援することですね。
村井さんは「みやぎ発展税」として、
誘致したトヨタやパナソニックから税金を徴収していますが、
それをもっと中小企業を支える方に、使いたいですね。
お金を使う優先順位を、もっと考えたいものです。

☆最後に、子どもが18歳になるまで
医療費無料を掲げていらっしゃいますが、
本当に必要なのか疑問です。
東京で医療費無料の暮らしをした方によると、
ちょっとした不調、たとえば鼻水や耳掃除などでも、
無料だからちょっと行ってみよう~、という安易な受診が増えて、
小児科はいつも大混雑で大変だったそうです。


貧困のせいで、病院にかかれない子どもがいないよう、
努力するのが政治家の務めだと思っています。
医療費の無料化と安易な受診は、切り離して考えるべきでしょう。
この政策は非常に大事だと思っています。
かかりたい時に、病院にかかれることで、
子どもは健やかに成長できるのです。

・・・そろそろ時間ですね。
では今から森の防潮堤を見に行ってきます!

☆ありがとうございましたー!
 
というわけでした。
すべての政策に、「まず住民の意見を聞く」という姿勢が貫かれています。
ああ、村井さんの話も聞いてみたい。
宮城県に住むものとして、一体宮城の将来をどう考えておられるのか。
気になります。
取材・・・行けるか???

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